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一般診療

ファルコン動物病院では一次診療施設として、
一般的な内科診療および外科診療を幅広く行っています。
新生児からシニアまで年齢を問わずさまざまな理由で来院する動物に対し、
診る・聴く・触るといった負担の少ない一般身体検査を実施して、
必要に応じて血液検査や画像検査などを提案します
それらの結果を踏まえ治療方針を検討、説明して治療を行います。
下痢嘔吐、異物の誤食など
消化器科
下痢や嘔吐などの胃腸障害に由来する症状が出ます。
胃腸薬を飲むことにより改善することが多いですが、異物の摘出や腸閉塞など外科的な治療が必要な場合もあります。
アトピー、脱毛症など
皮膚科
皮膚の痒みや脱毛症など動物の見た目に変化が出るので見つかりやすい疾病です。
犬はアトピーや膿皮症など皮膚疾患がよく見られます。アトピーや老化に伴う変化など体質による皮膚疾患は根治が難しく、長期的な治療が必要な場合もあります。
弁膜症、心筋症など
循環器科
心臓や血管の異常により血流に異常が起こると体調に影響し、時に急変する場合もあります。
そのため早期発見が望ましいですが、動物の状態の変化では分かりにくいことも多く、健康診断で異常が見つかることも少なくありません。
気管・気管支炎、喘息など
呼吸器科
咳やくしゃみ、呼吸の異常など動物の見た目や状態に症状が現れます。
若齢で感染症により咳、くしゃみの症状が出たり、パグやフレンチブルドッグなど短頭犬種では、鼻腔や喉頭などの呼吸器が不安定のため注意が必要です。
腎不全、膀胱結石など
泌尿器
泌尿器は血液中の不要物を尿として排泄をする臓器であり、排尿に支障が出るとそれらが体内に溜まり体調を損ないます。
膀胱炎や腎不全は特に猫において発生が多い病気で、症状がなくても定期的に検査が推奨されます。
避妊手術・去勢手術など
生殖器科
オスは睾丸、メスは子宮卵巣が生殖器にあたります。
生殖器の病気は避妊・去勢手術により予防することができるため、比較的多くの飼い主さまが受けています。
当院では発情が来る直前である生後6ヶ月程度での避妊・去勢手術を推奨しています。
骨折、関節症、膝蓋骨脱臼など
運動器科
運動器の病気では動くことに支障が出るため、痛がる、歩行がうまくできないことにより気づくことが多いです。
動物も人と同様に高齢化により運動機能の低下もあったり、最近は小型の犬も多く、落下や踏んでしまうなど日常の事故にも注意が必要です。
てんかん、椎間板ヘルニアなど
脳神経科
けいれんや震え、眼振(目が上下左右に揺れる)などの症状や、歩くことがおぼつかない、立てないなど動物の動きや行動に異常が見られます。
脳神経の病気はMRIやCTなど高度医療機器による画像検査が必要な場合もあります。
角膜潰瘍、白内障など
眼科
目の異常は視力に直結するため生活にはとても大切な臓器ですが、唯一のむき出しになっている臓器のため、ケガや感染など外からの影響を受けやすいので注意が必要です。
老化や目以外の基礎疾患に影響して出る白内障や緑内障は視力に影響します。
乳腺腫瘍、脾臓腫瘍など
腫瘍科
腫瘍は主に老化に伴い皮膚や内臓など体のどの場所にも発生する可能性があります。
腫瘍は種類や良性・悪性などの状況や発生した臓器により、どのような治療が選択できるかが変わります。
それらを踏まえ飼い主さまとお話をして治療計画を立てていきます。
二次診療施設と連携いたします
当院で対応が困難な症例や検査や治療に高度医療機器が必要な症例については、二次診療施設と連携して対応いたします。
- 犬山動物総合医療センター
- 岐阜大学属動物病院
- 日本動物高度医療センター 名古屋
健康診断
言葉を話すことができない動物において、病気の早期発見はとても大切です
病気の早期発見のため当院では健康診断を重視しています。
全年齢対応していますが、
特に病気の発生の増える中高齢少し前の5歳以上の動物で推奨しています。
ご予約は診察時、またはお電話(052-825-3523)にて承っています。

検査内容
- 一般身体検査
- 視診、聴診、触診にて動物の状態を調べます
- 眼科検診
- スリットランプ検査、眼圧検査を実施します
- 糞便・尿検査
- 糞便、尿は持参いただいたものを調べます
- 血液検査
- 血球検査+生化学検査のスクリーニング検査を実施します
- 超音波検査
- 腹部エコー+心エコー検査を実施します
- レントゲン検査
- 胸部レントゲン+腹部レントゲンを実施します
検査時間・結果、当日のお食事について
- 原則お昼の11:30頃から30分〜1時間ほどで検査を実施して、終わり次第帰宅可能です
- 検査結果は2週間程度で報告させていただきます
- エコー検査、血液検査を正確に行うため、朝食事は抜きの準備をお願いします
救急診療
診療時間外でも救急診療に対応しています。
急な病気やケガの際は、事前にお電話(052-825-3523)にてご確認ください。
注意事項
- 夜間診療は夜12時までの対応となります。
- 夜間対応は当院で診療・予防を実施しているペットに限ります。
- 別途時間外料金が発生します。
- 緊急手術や他の救急対応中には対応できない場合があります。
外科手術
ファルコン動物病院では避妊・去勢手術をはじめ、腫瘍外科、消化器外科、泌尿器外科など、さまざまな外科手術に対応しています。
外科手術の流れ
- 術前検査で診断と体調を確認し、結果に問題がなければ予定を組み、最適な手術準備を行います。
- 手術の内容やリスク、術後の経過について丁寧に説明し、ご理解・ご納得のうえで治療を進めます。
対応症例
- 避妊・去勢手術
- 不必要な繁殖防止や病気予防のため、6ヶ月以上の犬・猫を対象に実施。地域猫の手術にも対応しています。
- 子宮蓄膿症
- 子宮内の細菌感染による病気。避妊手術で予防可能です。
- 誤食
- 異物の飲み込みに対応。異物のある場所が胃内であれば内視鏡で摘出が可能で、それが困難であれば外科手術で治療します。
- 膀胱結石摘出
- 尿道閉塞や結石摘出の治療を実施。再発防止のための管理も行います。
腫瘍治療
近年、高齢化に伴い腫瘍疾患(がん)が増加しています。当院では以下の治療法を駆使し、飼い主さまとともに最良の選択を行います。
治療法
- 外科治療
- 腫瘍化している臓器の部分または全摘出を実施します。皮膚、乳腺、脾臓、消化管など適応症例に切除手術を実施します。
- 化学療法(抗がん剤)
- 転移が予想される腫瘍やリンパ腫の治療に適用。副作用対策も行います。
- 放射線治療
- 外科が困難な腫瘍への集中治療(必要に応じて専門施設をご紹介します)。
腫瘍治療に関しては飼い主さまにリスクとメリットを丁寧に説明し、定期的な経過観察や複合治療も提案します。