- カテゴリー:
- お知らせ
こんにちは、院長の若山です。
日中はだいぶ暖かくなり、春の訪れを感じられるようになってきました。
過ごしやすくなり気持ちが良い日が続きますが、
私もそうですが花粉症が一番つらい時期なので体調を崩さないように健康管理が大切な時期でもあります。
さて、春ということでわんちゃんたちの予防のシーズンの到来ですね!
市から狂犬病のハガキが届きはじめているころかと思います。
当院にてカルテの登録のある飼い主さまには3月初旬にお便りをお送りさせていただきました。
わんちゃんを飼って初めての春という方もいると思いますので、
今回は春の予防について説明していきます。
①狂犬病予防
わんちゃんを飼う場合年に一度狂犬病予防接種が法律により義務づけられています。
3月より平成29年度の受付は開始されているので、
ハガキが届いていない方も初めての方も接種と登録・済票の発行が可能です。
接種後の事務作業は当院にて代行可能です。
②フィラリア予防&血液検査
フィラリアは蚊から感染する寄生虫です。
最近はフィラリア予防率の上昇からフィラリア症で苦しむわんちゃんは少なくなりましたが、
これはあくまで予防による効果なので予防なしでは蚊から感染して発症するリスクはいまでもあります。
当院では5〜12月のフィラリア予防をおすすめしています。
当院の扱うフィラリア薬は内服、スポット、注射等さまざまなタイプがあるため、
診察時に飼い主さまと相談してわんちゃんと飼い主さまに最適なものを選んでいただいています。
フィラリア薬を調剤する前には、採血してフィラリアの確認が必要です。
フィラリアのみの検査であれば1〜2滴ほどのごく少量の採血で実施可能です。
少し多めに採血することでフィラリア+健康チェックのための一般・生化学血液検査も同時に可能です。
春のシーズンは検査会社がキャンペーンを実施しているので通常より安く血液検査が実施可能です。
特に4〜5歳以上の少し年齢の高くなってきたわんちゃんにはおすすめです。
③ノミ・マダニ予防
ノミやマダニなどの外部寄生虫は冬にも活動して血を吸いますが、
春〜秋の暖かい季節は繁殖能力が上昇して一気に感染するリスクが高まります。
特に公園や河川敷など土や草木が多い場所に散歩に行かれるわんちゃんは要注意です!
またご近所に野良猫ちゃんが多い場合は野良猫ちゃんにノミが大量に寄生していることも多く、
生活環境が汚染されている場合も少なくありません。
ノミ・マダニは従来のスポット・内服タイプに加え、
去年からフィラリア+ノミ・マダニ予防が一つで可能なジャーキータイプのお薬もあるため、
両方の予防をされている場合はこちらが手間が少なくなるためおすすめです。
予防のシーズンは混雑が予想され少しお待ちいただく時間もでてくるとは思いますので、
ご来院の際は時間に余裕をもって来ていただければ幸いです。
スタッフ一同できるだけスムーズにご来院から会計まで時間短縮を心がけてお待ちしております。
予防内容やご費用等についてご不明な点はHP内の「予防医療」「基本料金」の項目を参照いただくか、
直接当院までお電話にてお問い合わせください。
若山